日本語のアルバイトという言葉は、もともと「仕事」という意味のドイツ語 arbeitに由来していて、学生などの短時間労働を意味する言葉ではありません。英語でこのアルバイトということを言い表す時は、a part-time jobなどの表現を使います。ここで注意しておきたいのは、a part-time jobという表現から派生した和製英語でパート(主婦などが行う短時間労働)という言葉がありますが、英語ではパートとアルバイトを区別せずに、ただ単純に短時間労働のことを意味します。

また、例えば週5日や6日などの長時間のアルバイトになると、もはやa part-time job(短時間労働)ではなくa full-time job(長時間労働)となります。(日本独特の「アルバイト」や「正社員」や「契約社員」などの区分は英語圏には存在せず、すべての長時間労働をa full-time jobと言います。)

ちなみに、ドイツ語 のarbeitと一文字違い(RL違い)の英単語albeitは、「~だけれども」「たとえ~でも」という意味の接続詞です。